KG Vancouver
関西学院同窓会バンクーバー支部
ポプラ羽ばたくバンクーバー
母校関西学院を離れて早や50年、その始めの45年で校歌を歌ったのは何度あっただろうか。製材所の労働者であった頃、眠気覚ましにひたすら大声で繰り返して歌った記憶がある。。。
About
関西学院同窓会バンクーバー支部は、1996年4月に結成されました。
関西学院とカナダの関係は、主に伝道師を通して100年以上前にさかのぼります。カナダからは第4代院長C.J.L.ベーツ、1910年代に教鞭をとられたハロルド・ウッズワース、その子息で原田の森生まれのケネス・ウッズワース、または太平洋戦争の戦前と戦後教えられたハワード・ノーマン、第7代院長H.W.アウタブリッジの諸先生が従事されました。また日本からは、樺山純、内田政秀、則末牧男、平松実人などの諸先生が奉職されております。
アジアへの玄関と言われておりますバンクーバーには、第二次大戦の数年以外では関西学院と関係のある方が常時在住しておられたと思います。1950年代では数人、70年代に入って商社の駐在員や移住者なども増えて、同窓の存在を認識するようになりました。90年代に入って同窓会支部を設立する話が何度かありましたが、うまくまとまらない状態が続いておりました。丁度そのころ、ニューオリオンズで教鞭をとっておられた故藤田允先生がバンクーバーを訪問された際に支部結成を奨励され、1995年に同窓会本部に申し出て、翌年3月に承認を受け、4月には武田理事長ご夫妻をお迎えして正式に発足しました。また一ヶ月後の5月には宮田満雄院長を歓迎し、さらに一年後にはシアトル支部設立に際してバンクーバー経由でシアトルに行かれた今田学長一行を歓迎する機会が与えられ、海外支部で設立早々にこのように学院最高職の諸先生に激励されましたことを深く感謝しております。
特にバンクーバー支部は、関西学院卒業生のみの同窓会ではなく、学院に何らかのかかり合いがあった方はどなたにでも参加して頂きますので会員層は年齢的にも、背景的にも多彩であり、最年長者は1914年関西学院発祥の地神戸原田の森で生まれ2006年にご召天されたケネス・ウッズワース先生で最年少は2008年卒の会員をふくめて、関西学院を底辺とするバンクーバーのネットワークには幅広い有意義な交流があります。
またバンクーバー支部は、カナダに永住している同窓を中心として、会社の駐在員、留学生など、常時40名前後の会員で年に5回の定例親睦イベントをもち、さらに中期英語研修を終えた現役生とのレクチャー、懇親会を年4回、あるいは学院の方が来られるのを機会に和気藹々と頻繁に楽しく集まっております。
永久名誉支部長 ゴードン 門田
(この文章は2011年ホームページの支部紹介に掲載されました)